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リスクマネジメント その4

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    リスク管理の3大基本要素  ⊂来を正しく予測する (1/3)
                              *将来といっても半年〜1年先くらいの時間です。

    なぜ将来を予測することが重要なのか!
     
     それは、予測することが ”マネジメント” そのものだからです。

    2012/12/21 リスクマネジメントとは その2 「何がリスクに」で、リスクの棚卸作業をされ多くのリスクが把握された方は、次の作業として ”そのリスクが事業や会社にどれだけ影響を与える” かを予測しなければなりません。 (この作業がリスク評価です)

    【リスクの評価とは】
    多くのリスクが把握できた場合、全てのリスクを管理することは現実的ではありません。
    そこで優先順位を付け、優先順位の高いリスクから管理するのが効率的です。

     ☆リスクを評価するには問題の事案が将来どのような影響を及ぼすかも含めて、
       行わなければ正しい評価とはなりません。
       誤った評価は、誤った優先順位になり、適切な管理が出来ないと言うことです。

    【リスクの優先順位は】
    リスクに優先順位を付けるには、いくつかの方法がありますが、私が推奨するのは誰もが一目で理解出来るシンプルな「リスクマトリクス管理(リスクマップ)」です。

    マトリクス管理は、x横軸とy縦軸を使う座標上の管理手法で
     ・x横軸は、問題事案が事業/会社に与える影響度(右に行くほど影響が大きい)
     ・y縦軸は、問題事案の発生頻度(上に行くほど発生頻度が高い)
     と定義します。

    管理mustのリスクは、座標の「 ̄Σ蕊凜┘螢△鉢原点上部エリア」となります。
     “生頻度は少ないが、事業/会社に与える影響が大きい事案
         ※会社の存続に影響を及ぼす事案
     ∋業/会社に与える影響は小さいが、発生頻度が高い
         ※会社の評判に著しい影響を及ぼす事案

     上記の´△蓮¬ち核瓢澆篋独防止も必要となる事案です。

    では、,鉢△涼羇屮┘螢△飽銘屬垢觧案はどうしますか?

    次回の
    「将来を正しく予測する(2/3)」は 事例での研究、 「(3/3)」は ,鉢△涼羇屮┘螢△了案対応を、お伝えいたします。

    リスクマネジメントとは その3

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      リスクマネジメント力(りょく)を向上させる”経験/体験”は!

      ◆先ずは ”あるべき姿” を認識しておきましょう。
      最も力が身につくのは自らの事業で実際に経験をすることです、多くの障害が降りかかります、この障害を一つ一つ乗り越えることで『真の力』が身につきます。

      当初は非常に大きかった障害が ”すんなり” とはいかなかもしれませんが、「気が付けば乗り越えていた」 このような状態になっています。 これが経験の成せる業です、いかに重要かは理解されていると思いますが、実際に経験/体験をすることはなかなか出来ないし、また したくない! との思いが強いはずです。

      だけど ”重大な事案” では、判断や市場対応の失敗は許されません。 なぜなら、会社に重大な損害を与えるからです。 過去に誤った判断や対応で「会社が消滅した」「消滅の危機に至った」ケースは少なくはありません。
       (2012年のオリンパスや大王製紙が自力で再建が出来なくなったケースが該当します)

      しかしながら、経験を積まない限り「適切な判断や市場対応」は身につきません、 
       ※東大名誉教授である、畑村洋太郎氏の「失敗学のすすめ」のように失敗して学ぶ方法もありますが.....
      ジレンマです。

      そこで、リアルな経験をしなくてもリスクマネジメント力(りょく)向上できる手法「疑似体験」をお教えいたします。

      疑似体験をする。
      2012/12/21に ”リスク管理の3大基本要素”をお伝えいたしましたが、その中で最も重要な要素である「何がリスクに」(言い換えればリスクの把握能力)を、疑似体験を通じて向上させることです。
        ※疑似体験で、リスクの把握力や感性を向上させることが出来ます。

      まずは、テレビや新聞で報道される、法令違反・安全/安心・不祥事...等のニュースに注視し、この中でご自分の事業でも発生しそうな事案や同業者の事案に注目して下さい。
       【point】
       ・なぜ発生したのか? → (なぜ防ぐことが出来なかったのか)
       ・企業として、どのような説明をするのだろうか? → (謝罪は、説明責任は果たしているのか)
       ・市場には、どのような対応をするのだろうか? → (告知はどのような内容か)
       ・行政機関の対応は? → (罰則はどのような内容か)
       ・市場は、どのような反応をするのだろうか? → (消費者の反応は、売上は、株価は)

      上記のような視点で報道された事案に接することで、自然に疑似体験が出来ています。
      特に”市場の反応”には注視して下さい、発現した『リスクの大きさ』と『適切な市場対応』を知ることが出来ます。
      但し、テレビ/新聞で報道される多くは、重大な事案で軽微な事案は報道されません。 軽微な事案はリアルに経験するしかありませんが、疑似体験したことが役立ちます。

       coffee break(余談です)
      疑似体験は他社の事案であり、あくまでも参考となる事例とお考え下さい。
      リスクマネジメントでは、会社が置かれている立場(取り巻く環境や状況)や財務状況によって対応は異なります、何が適切かは会社によって異なると言うことです。

      リスクマネジメント力を伸ばすには、時には失敗も経験することです。
      ※失敗は軽微な事案ですよ! 致命的な場合にはリカバリーに多くのコストと時間が必要となります。
      私も複数の失敗を経験し成長しました。

      次回の「リスクマネジメントとは」では、”将来を正しく予測する”についてお伝えいたします。

      なぜ今、リスクマネジメントなのか!

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         事業におけるリスクは「業績」に大きく左右されます。

        ・「業績」が良い場合は → 見かけ上、リスクは減少します。
                                       (ポジティブな情報がネガティブな情報を包み隠す、マスキング効果が生まれる)
        ・「業績」が悪い場合は → リスクは増加します。

        下記は企業がおかれている事業状況の一例です。
         (A) 生産/製造   →  国内から、海外(OEM・ODM)へ
         (B) 従業員       →  正社員から、外注、委託、派遣、パート、アルバイトへ
         (C) 雇用          →  終身雇用の壊滅(早期退職)へ
         (D) 人事制度    →  年功序列の廃止から、能力/成果主義へ

         多くの場合、事業持続の為に、コスト削減(利益確保)目的で行われますが、その弊害として新たなリスクが生まれます。

          (A)は、「品質の悪化リスク」や「生産/製造技術や管理ノウハウの流出リスク」
               が予測される。
               特に品質悪化では、欠陥品や傾向性のある不具合品が高い確率で発生
               すると思われ、その製品が市場に流出した場合は、告知と回収/改修が
               必要となります。         

          (B)は、従業員の管理リスク (派遣社員の場合は直接コントロールが出来ないリスクが生まれます)
               いろんな形態の従業員が集まれば、不平(不満・不服)が生まれ、働く意欲が低下
               し、多くの問題を生む要因となります。
               その代表的なリスクが、情報の漏えい(個人情報や機密情報)です。

          (C)(D)は、「雇用不安」と「過度な企業内格差」により、モラルハザードが起きる
                  リスクが高ります。
                  2012年も”モラルハザード”が要因と思われる数多くの問題が発生しました。

                   
          2012年に起きた代表的なモラルハザード事案

          ≪インサイダー問題≫ 日本を代表する複数の大手証券会社で長期にわたり行っていたことが発覚

                   ・企業の増資/TOB情報を知り得る立場を利用し、
                    未公開情報を特定の顧客に伝える。
                    
                  なぜこのような問題が発生したのだろか?....  深堀してみて下さい、背景が見えてきます。
                
         上記は一例でしたが業績が悪化した場合、リスクが増加することが認識できたと思います。


        また、上記(A)〜(D)のどれかに該当する場合、「何だかのリスク対策が必要です」 そのまま放置すると近い将来、必ず問題が発生します。

        リスクマネジメントとは その2

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           リスク管理の3大基本要素について
          『 何がリスクに  将来を正しく予測する  意識する』は、優先順位が高い順番になっています。

           _燭リスクに (最も重要な要素です) 

          リスク管理をしたくても、どのようなリスクが存在しているか把握できていなければ管理することはできません。 まずはリスクの棚卸作業から始めましょう!

          棚卸作業を始めたらすぐに気が付くことがあるはずです。
           (a) 数個のリスクしか把握できない... ずいぶん少ないな、これで良いのかな?
           (b) 数十個のリスク(中には数百個の場合も)が把握できた... 多くて管理ができるかな?

           ※あたりまえですが、事業内容や事業規模によってリスクの数は異なりなす.
                個人で行っています私のコンサルティング事業でも20個くらいのリスクが存在します。

          この(a)と(b)の違いはリスクマネジメントの「知識と経験/体験」です、言い換えればリスクマネジメント力(りょく)の差が表れたものです。
          10個のリスク管理と100個のリスク管理では「リスクの未然防止やリスク損失の軽減」に対する効果は大きく違ってきます。 知識や経験/体験はとても重要です。

          ん 〜 ... ”知識や経験/体験が無い” と悲観することはありません、
            ・知識は → 文献などで吸収することが可能です(REPs cosul BLOGでも多くの情報お伝えします)
            ・経験/体験は → 簡単には出来ませんが方法はあります

          次回の 「リスクマネジメントとは」 は、経験/体験の方法についてお伝えいたします。


          リスクマネジメントとは

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            REPsコンサルティングのリスクマネジメントとは、事業を持続するために必要な危険因子を予め予測し、その当該因子をコントロールすることで「リスクの未然防止」や「リスク損失の軽減」を目指したマネジメントです。
            ご覧いただいています”REPs consul BLOG”を介してリスクマネジメントに対する考えや手法をお伝えしたいと考えております。

            最初に、リスクを管理するのに重要な基本要素が3つあります。

            【リスク管理の3大基本要素】
              _燭リスクに
             ◆‐来を正しく予測する
              意識する

            上記の基本要素が会得できれば、リスク管理全体の約半分を理解することができたとも言えます、住宅の建築に例えると基礎工事にあたる部分です。
            この基本要素は大企業・中小企業・個人事業や行政機関...等、業種や業態に関係なく使えます。

            基礎工事に例えましたが、地盤も重要で軟弱な場合は地盤の改良工事が必要です。
            地盤を企業で言うと”リスクマネジメントの文化”です、軟弱な場合は新たに文化を作ることも必要となります。
            3大基本要素の内容については次の機会にお伝えいたします。


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