売れ行き好調な商品が、なぜ販売休止になる
リスクマネジメントの専門家がお伝えします。
今月になって ”ポテトチップスを販売する大手メーカー” が原料であるジャガイモを十分に確保できなくなったことを理由に相次いで販売の休止を宣言し話題になりました。
昨年から予測できたのになぜこのタイミングなんだろう......
メーカーとして、売れ筋の「商品が十分に確保できない」ことによる販売休止の宣言です。
このような ”突然の販売休止宣言” これまでにも数多くあり近年増加傾向です。
少し過去にさかのぼれば、
・辛そうで辛くない少し辛いラー油
・ハーゲンダッツミニカップ 華もち
・ガリガリ君リッチ コーンポタージュ
・雪見だいふく みたらし
・南アルプスの天然水&ヨーグリーナ
・炭酸飲料「レモンジーナ」
ここにあげたのは、私の記憶にあるものですが ( あれ... 食べ物ばかり... )、
これらは売れすぎて販売休止になった商品です。
他にもたくさんあるはずです。
ではみなさん、なぜ ”売れすぎて販売休止” になるのでしょうか?
・売れているなら、どんどん製造して販売すれば儲かるはず... なぜ販売休止。
・作れるだけ作り販売すればいいのでは... なぜしないの。
・少しでも販売すれば、希少な商品を手にした消費者は満足するはず。
・一時休止し再販売しても売れるとは限らないのでは。
いろんなことが考えられますよね。
しかしこれらは消費者側から見える視点です。
では製造メーカーは、何のために販売休止にするのでしょうか。
- 2017.04.30 Sunday
- レピュテーションマネジメント
- 16:28
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- by REPsコンサル 西野 泰広