アベノミクスの「果実」は実るのか!
リスクマネジメントの専門家がお伝えします。
アベノミクスの果実は実たのか?
多くの経済評論家は増税先送りで ”拍手喝さい” 、これで家計の消費が伸び税収は増加する......?
中には、増税は延期ではなく ”凍結だ” と言われている方もいます。
このような経済評論家は、「企業の成長ありき」で過去の幻想に取りつかれているのではないのかと疑いたくなります。
1960年代と1980年代(高度成長期とバブル経済期)の日本経済は企業が安定成長することで、従業員の収入が増加し豊かな生活が送れるようになり家計消費も順調に伸び税収も驚くほど増加しましたが......
このような経済状況は... 直ぐには訪れません! いやもう訪れないかもしれません。
現在の経済状況を企業に例えれば「衰退期」に差し掛かっています。
このような状況から企業が脱するには、世界をリードするような事業が生まれない限り出来ません。
(高度成長やバブルが訪れたのは、世界をリードする事業を次々と生み出したからです)
日本経済が飛躍的に伸びたのは、自動車産業や家電産業などで世界を圧倒できた「低価格で高品質の商品」が数多く存在したからです。
現在の日本にこのような商品がどれだけあるのでしょうか......
”アベノミクスのエンジンを最大限にふかし” 世界を圧倒すような商品をどのようにして作りだすのでしょう......
商品を作り出すのは企業で政府ではありません。
”エンジンを最大限にふかす” のも企業であって政府ではありません。
政府が出来るのは旗振り役やサポート役です。(だから役人です)
その企業は「政府が、笛吹けど踊らない」 状況です。
なぜだと思います......
- 2016.07.29 Friday
- リスクマネジメント
- 12:28
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- by REPsコンサル 西野 泰広