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東京都議選、自民惨敗の真因はここにある

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    リスクマネジメントの専門家がお伝えします。

    今の自民党がしなければならないのは危機を乗り越える管理(危機管理)です。

    これが出来なければ国政でも国民の信頼を失うことになります。

     

    この危機管理はトップマネジメントしか決断することが出来ない専権事項です。

    管理自体は難しくはありませんが「体裁・不安・恐怖... など」から決断を躊躇させる保身の力が強く働きます。(”組織を守るために自分が責任をとる” これが言えないのです)

     

    タカタや東芝などがこのケースで、重大な決断が出来ず問題を先送りにした結果、悲惨な事態に至ったのです。

    厳しい表現をすれば優柔不断なトップマネジメントが招いた結果です。

     

     

    危機管理(クライシスマネジメント)を行うためには下記の能力は欠かせません。

    ⓐ 分析力:結果に至った構成要素を大まかに分類する力

    ⓑ 解析力:構成要素を細かく分け、要因(原因や因子)まで把握する力

    ⓒ 予測力:知識や経験から未来を予測する力(論理的な予測)

    ⓓ 想像力:予測を超えた世界を思い描く力

    ※リスクマネジメントとクライシスマネジメントはほぼ同じですが違いは、

     ・リスクマネジメントは、事を起こさせない未然防止管理とリスクをコントロールする管理です。

     ・クライシスマネジメントは、事が起こった後に行う管理で、最悪の事態に至らせない管理です。

     

    自民党がこの危機を乗り越えるために、まずしなければならないことは。

    惨敗の「真因」を把握することです。

    この真因が把握できなければ、真の問題解決に至ることはありません。

     

    まずは「事実の把握」と「分析」です。

    【事実の把握】

    選挙結果(fact)の把握です。

    ・投票率51.28% 、前回43.5%より7.78%増

    ・議席は、・自民 57→23 

          ・都民ファーストの会(都民F) 6→55 

          ・公明 22→23 ・共産 17→19

            ・民進 7→5

     自民は、34の議席を失い

     都民Fは、49の議席を伸ばした

    何がこのような状況を引き起こしたのでしょうか.....

     

    惨敗の【分析】です。

    投票率が伸び、自民党が多くの議席を失ったのは。自民党への怒りが強く働いたと想像できます。

    ”投票に行き自民党所属議員を落としたい” この怒りの表れだと私は感じています。

    (報道でもそのように伝えられています)

     

    ではなぜ自民党は有権者から怒りをかったのでしょうか。

    【解析】

    都議会自民党の小池都知事に対する横柄な態度もありますが、私は国会で見せる安倍首相の横暴な態度だと考えています。

     ・重要法案の強行採決問題

     ・相次ぐ閣僚の失言

     ・森友学園問題

     ・加計学園獣医学部問題

     ・稲田防衛相の問題発言(法曹資格を持つ大臣の公職選挙法に反する行為)

     など... 相次ぐ不祥事に対し

    安倍首相は何度も「丁寧に説明する努力を積み重ねたい」と述べていますが、いまだに実行されていません。

    そして、この不誠実な態度をとる安倍首相に対し自民党はなにも発言していません。

     

    誤った対応に対し ”誤っている” と言う意見すら出ない自民党にも国民は不信を抱いています。

    だから都議選に惨敗したのです。

    私は、自民惨敗の「真因」は安倍首相の優柔不断な態度にあると見ています。

     

    この不信感は公明党も同じ思いだと感じます。

    国政では自公連立の公明党がなぜ今回の都議選では都民Fと選挙協力をしたのでしょうか。

    ”自民にはついて行けない” と言う意思表示以外には考えられません。

    公明党は自公連立の解消を考えているのではないでしょうか。

     

    【今後の焦点】

    今しなければならないことは、失った信頼の早期回復です。

    ・安倍首相は、自ら述べているように「丁寧な説明を行う」ことで、これは首相の義務です。

    「権限を行使する者は、同時に責任を負います」。”権限を行使しても責任は負わない” 楽ですよね。

     この責任とは説明義務(説明責任)を指します。

    安倍首相は説明責任を果たしたと感じますか。

     野党からの追及を逃げるのではなく堂々とぶつかって下さい。

     都合の悪い事には答えない姿勢は「ネガティブなイメージ」にしか映りません。

     

    ・自民党は、ダメなものはダメだと、首相にダメ出しが出来ていません。

     今の自民党はイエスマンの集団です。

     ダメ出しが出来なければ自民党の信頼は回復しません。

      小池都知事と都民Fとの関係を非難している場合ではありません。

     

     

    私には「安倍首相」も「自民党」も逃げているようにしか映りません。

    逃げれば逃げるほど追いかける、これはマスコミの本能です。

    隠せば隠すほど知りたくなる、これは人情です。

     この状況を作り出しているのは...... 誰でしょうか!

     

    国民のためを考えて政治を行っているのであれば、説明は出来るはずです。

    逆に、説明が出来ないのであれば「国民のことなど考えていない」と言うことです。

     

    怒りはすぐに薄れて行きますが、失った信頼は行動をしない限り早期回復はしません。

     

    まずは、

    ・安倍首相の説明責任

    ・自民党の首相に対するダメ出

    この二点を注視すれば、首相や自民党の政治姿勢が見えます。

     

    仮にこの状況が企業であれば、経営破綻します。

    消費者の信頼を失った企業が生き残れるほど市場は優しくありません。


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