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「不正・不祥事への対処」 経営陣に求められる行動は

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    「不正・不祥事への対処」 経営陣に求められる行動は

     

    初めに申し上げておきますが、不正・不祥事の多くは ”人の資質” により起きるものです。

    そして長期にわたり事業を運営していれば、不正・不祥事の事案の軽重は別として、いつか必ず遭遇します。

     

    この遭遇確率は、働く従業員の数が多くなればなるほど高くなります。

    そしてもう一つ、利益を得ようとすればするほど、これも高くなります。

    (これは長年リスクマネジメントの仕事に携わることで得られた体験です)

     

    これをシンプルに表現すれば、”少数の人員で運営し、利益も追求しない” このような運営方針でない限り不正・不祥事は起こると言うことになります。

     

    しかし、従業員の数は別として、利益を追求しない経営はありません。

    経営者の最大のミッションは利益の最大化ですが、この中に ”「適切な手法を用いて」利益の最大化を実現する” この言葉が隠れています。

     

    この「適切な手法」、これを阻害する甘言や誘惑があるのです。

    俗にいう「悪魔のささやき」です、この ”ささやき” と経営者は葛藤することになり、葛藤に敗れた経営者は不適切な手法に手を染めることになります。

    ここに人の資質や心理が大きくかかわってきます。だから不正や不祥事の防止は厄介なのです。

     

     

    では、不正や不祥事と向き合うことになる経営者には、どのような行動が求められるのでしょうか。

    求められる行動を大きく分ければ二つです。

     

    その二つとは......

     

     

    [a] 一つは、「不正・不祥事に対する未然防止の仕組みの構築」
    当然ですが、不正・不祥事が起こらなければ多額の損失や、社会からの信用/信頼を失うこともありません。

     

    [b] もう一つは、「不正・不祥事発現後に “適切で迅速な市場対応” が行える仕組みの構築」
    これは不正・不祥事による損失を最小限に止めることが期待できるスキームです。

     

    ※ この仕組みは、不正・不祥事が ”公になる、ならぬ” に関係なく必要です。


    皆様、ご自分の会社はどうでしょうか?
    それなりに機能する仕組みがなければ事業を危うくするリスクは高まります。

     

    「未然防止の仕組み」は構築されていますか

    未然防止が完璧に構築されている組織などありません。ありませんと言うよりも ”出来ません” と言ったほうが正確です。

    なぜなら「見えないリスクは防げない」だから完璧はありません。

    (だから [b] のしくみも必要なのです)

     

    仕組みを構築しても「機能」しなければ意味がありません

    機能させる仕組みの基本は、先に述べた「悪魔のささやき」に対する対処です。

     ・これくらいなら「大丈夫」だろう

     ・これくらいなら「バレない」だろう

     ・これくらいなら「許される」だろう

     ・これくらいなら「言い訳」ができるだろう

    これが不正・不祥事対処の初期段階で経営者に降りかかる悪魔のささやきです。

     

    この初期段階の ”ささやき” に経営者が屈すれば、次の段階で踏みとどまることはもはや困難だと言っても過言ではありません。

     

    なぜなら次の段階では、経営者は ”自ら下した判断が誤っていた” ことを社内の関係者に露呈することになるからです。

     

    それだけではありません!

    ”事が公になれば、会社にも多大な損失を与えるかもしれない” と考え、経営者は不正・不祥事の隠蔽を画策したくもなります。

    しかし一度隠蔽を行えば、隠蔽を隠すために更なる隠蔽が起こり、負の連鎖が続くことになります。

     

    そして、この負の連鎖は、「事が公になり社会的制裁を受ける」まで続くのです。

    (スルガ銀行やレオパレス21はこのような状況だったと思われます)

     

     

    このような事態を防ぐには「勝手に判断させない仕組み」を創ることです。

    (たとえ社長であっても勝手に判断させない仕組みです)

    これが、未然防止の仕組みになるのです。

     

    特に「不正・不祥事の事案」は勝手に判断をさせてはいけません。

    なぜなら、この事案の多くは会社の損益にかかわることが多く、経営者はどうしても目先の利益にとらわれることになり適切な判断が下せない状況に陥るからです。

     

    だから経営陣の組織的判断が必要になりますが、最もふさわしいのは利害関係のない専門的な知識を有する第三者のサポートを受けることです。

    (不正・不祥事が起こると言うことは、経営者の管理に問題がある現れです)

     

     

    では、この仕組みが構築できなければ、何が起こると思われますか。

    それは、類似の不正・不祥事の「再発」です。

     

    昨年も不正・不祥事が多発しましたが、再発の事案は少なくありません。

    その事案の内容を見れば「勝手に判断させない仕組み」が構築く出来ていれば防げたと思われるものが多くありました。

     

    「勝手に判断させない仕組み」出来ていますか!

     

     

    ※「不正・不祥事発現後に “適切で迅速な市場対応” が行える仕組みの構築」につきましては、別の機会にお伝えいたします。


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