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2019年 不祥事の発生予測は 「減少」 です。 なぜ減少する?

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    2018年の年頭に予測しました ”2018年 企業不祥事の予測は「高推移」” この予測は的中しました。

    正しくは的中したというより ”予測した以上の多さで” ここまで多発するとは思ってもいなかった。というのが本心です。

     

    「真面目で勤勉で忠実」だから品質の良さが世界に認められた。

    これが日本企業の特徴でしたが、このような状況が続けば日本の企業は世界から信頼を失い淘汰されるでしょう。(価格で勝負すれば負けますよね)

     

    では、本題の2018年不正・不祥事のレビューを致します。

    件数は17年に比べ12件増の27件で約倍増です。

     (下記は、私の独断と偏見で ”社会の信頼が著しく低下する” と思われる事案を抽出したものです)

    ・ソフトバンク 今年3度目の「重大事故」
    ・日産 カルロス・ゴーン会長逮捕
    ・日立化成 半導体素材の改ざんと鉛電池の検査データの改ざん
    ・商工中金(商工組合中央金庫)危機対応融資で5万2935件の違反が発覚
    ・KYBと子会社のカヤバシステムマシナリー 免振・制振装置の数値改ざん
    ・昭和大医学部入試 2013年から受験生の得点を操作
    ・スバル 出荷前の完成車の「ブレーキ検査」などでも不正が発覚
    ・月刊誌「新潮45」休刊 LGBTの論考で批判を受け休刊に追い込まれる
    ・スルガ銀行 投資用アパート向け融資でも「不適切融資」不正拡大
    ・スズキ・マツダ・ヤマハ 完成車検査での不正が発覚
    ・日本大学チアリーディング部監督 女子部員に対するパワハラで解任
    ・ヤマトHD 法人の引っ越し代金を過大請求
    ・日本マクドナルド 景品表示法違反(優良誤認)で措置命令を受ける
    ・東京医科大 入学不正(贈賄罪、裏口入学、女子受験生差別)問題
    ・三菱UFJモルガン・スタンレー証券 国債特別参加の資格停止
    ・日産 「排ガスデータ」「燃費データ」の改ざん不正が発覚
    ・三菱マテリアル 本社でも不正が発覚
    ・日本大学アメフト部 危険で悪質なタックル問題
    ・スルガ銀行 シェアハウス オーナーの融資書類の偽造にスルガ銀の行員が関与
    ・商工中金(商工組合中央金庫)不正の追加調査で新たに577件の不正が発覚
    ・スバル「燃費データ」「排ガスデータ」の書き換え不正が発覚
    ・日本年金機構 約95万件の年金入力ミスが発覚
    ・川崎重工業 新幹線のぞみの台車枠で破断寸前の亀裂問題
    ・三菱マテリアル 製品データ改ざんの公表後も、不正が行われていたことを公表
    ・京都大学 昨年実施された2次試験で出題ミスがあり17人不合格問題
    ・ゼネコン4社「大林組、清水建設、大成建設、鹿島建設」リニア新幹線を巡る談合
    ・大阪大 昨年の一般入試での出題と採点ミスで30人不合格問題

    (1事案で複数の不正が含まれている場合でも、1件としてカウントしています)

     

    2018年の不正や不祥事の特徴は、製造所の製品品質に関する不正が9件と多発したことです。

    (16年以前は年間2〜3件。16年3件、17年6件、18年9件)

    あってはならない、製品の品質に関する不正がなぜ近年多発するようになったのでしょうか。

    これには他の事案とは異なる、特殊な裏事情が隠れているからです。

    不正に走らせる特殊な裏事情とは......


    理不尽な上司との戦い方

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      どの会社にも理不尽な振る舞いをする上司はいるものです。

      ・常に高圧的な態度で部下に接するパワハラ上司

      ・気分によって態度が変わる上司

      ・人によって接し方が変わる上司

      ・突然怒鳴る上司

       (非があるのであれば叱られても仕方がありませんが... )

      ・大した事でもないのに執拗に攻めてくる上司

      ・日によって指示がコロコロ変わる上司

      ・適切な指示もなく仕事を丸投げ、あげくのはてには責任を押し付ける上司

       (これは ”内容をしっかり確認しない” あなたにも落ち度があります)
      ・一貫性がなく優柔不断な上司

       

      あなたの会社にもこのような上司がいるはずです!

      こんな上司に ”理不尽だ” と詰め寄っても事態は良くなりません。

       

      人間であれば多少の喜怒哀楽はあるものです。むやみにはむかっても...... との思いで、スルーする対応もありです。

      しかし、このようなことが何度も続くのであれば、精神的障害に至ることもありますので対策を考えなければなりません。

       

      このような場合、まずは理不尽な上司を観察することです。

      ・なぜこのような態度で部下に接するのか?

      ・家庭や職場での不満の発散?

      ・もともとの性格?

      ・それとも演技?

      など

       

      観察すれば面白いことが見えてきます......


      雨による泥沼の甲子園球場で強行された阪神vsDeNA戦の罵声

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        リスクマネジメントの専門家がお伝えします。

        試合は10月15日、

        セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)、ファーストステージの第2戦(甲子園球場)で起きた出来事です。

         

        この試合を寸評すれば、

        「高い入場料を払い “草野球を見させられた”」私はこのように感じました。
        (入場券は外野2,200円、アルプス3,000円、シート5,000円、グリーン上7,000、グリー下8,500円、SMB7,500円、TOSHIBA10,000円です)

         

        試合は雨が降り続くなか、

        日本野球機構(NPB)セ・リーグの統括者が試合強行の判断をくだしました。
        (試合は雨のため約1時間遅れで開始されました)
         CSの試合挙行の判断はリーグ統括者が行い、試合中の続行判断は

         統括者の代行者である審判員が判断することになっています。
         (会社に例えれば、統括者は社長、審判員は執行役員です)

         

        なぜこの試合は強行されたのでしょうか。


        私はこの判断に “不祥事を起こす企業と同じ体質” が隠れていると感じました。


        法的知識があれば 「アルバイト店員に罰金」 このような問題は起こらない!

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          リスクマネジメントの専門家がお伝えします。

          コンビニ経営者が風邪で2日間欠勤した 「アルバイト学生に対し罰金」!

          この行為は労働基準法違反にあたる行為です。

           

          ”知識がない者” が店の経営を行えば、いずれこのような不祥事が起こります。

          この事件、毎日新聞社が報道したことがトリガーとなり、店の経営者に対しネット上で大きな批判が起こりました。

           

          事件の内容は、大手コンビニの加盟店(東京都武蔵野市)の経営者が風邪で2日間(計10時間)欠勤したアルバイト学生から、”欠勤の「ペナルティ」として9350円の「罰金」を取っていた” と伝えられています。

          これは「労働基準法違反」にあたる行為で。

          労働者に対する減給は、労基法91条(制裁規定の制限)で定められています。

          減給は、「1回の額が平均賃金の1日分の半額を超え、総額が1賃金支払期における賃金の総額の10分の1を超えてはならない」となっています。

           

          更に経営者は、

          行為を正当化するために、アルバイト学生と保護者に対し「休む代わりに働く人を探さなかったペナルティー」だと説明したと言われています。

           

          そもそも、病気による欠勤に対し「ペナルティ」をとることが、社会通念から大きく逸脱した行為だと気付けなかったのか?

          ペナルティを課すことに不当性を感じれば、常識的には加盟店本部や店舗担当のSVに相談するはずです。 なぜ独断で判断しのでしょうか。

           

          また、従業員が病気で欠勤することはありうることで、その人的補充をなぜ考えていなかったのか?

          明らかに「経営者としての自覚と資質に欠ける」と私は思いました。

           

           

          アルバイトの従業員に対し、罰金を取ることができるのは極限られたケースです。

          従業員が起こした行為で損害が発生し、その損害額が明らである場合です。しかしこの場合でも従業員の重過失が立証できなければ成立しません。

          重過失を立証するには ”その行為が起きないように” 十分な教育を行ったかが問われます。

          十分な教育を行っていたにもかかわらず、その行為を起こしてしまった。このような場合です。

           

          今回の問題と類似する事案にアルバイト従業員の「遅刻」があります。

          遅刻に対しても罰金をとることは基本的には出来ません。アルバイトは "ワークandペイ" の労働報酬でノーワークノーペイが基本であるため働かなかった時間分は差し引くことは可能ですがそれ以上は出来ません。

           

           

          今回のように、個人経営者の中には法的知識に欠ける経営者が少なからずいます。

          そのような経営者に対しては、労働者としても対抗する知識が必要です。

          (ブラック企業でのアルバイトも同様です)

          その知識とは...


          いい会社とは「期待と信頼の高い」会社です

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            レピュテーションマネジメントの専門家がお伝えします。

            いい会社とは ”どのような会社であるのか” 仕事がらよく質問を受けます。

             

            先日もある経営者の方から質問を受けました、経営者としては当然ですが「いい会社にしたい」との思いからの質問です。

            しかし ”いい会社” と漠然とした質問を受けても、すぐには答えられません。

             

            なぜなら、経営者にとって いい会社 なのか、従業員にとって いい会社 なのか、人によって「いい会社」は異なるからです!

            また、社外から見た場合でも異なります。

             

             

            社外から見た場合は、

             ・ビジョンが明確に示されている 

             ・社会貢献度が高い

             ・収益性がよい

             ・成長性が高い

             ・ガバナンスがしっかりしている

             ・モラル/コンプライアンスの意識が高い

             ・顧客を大事にする

             ・チャレンジ精神がある

             など

             

            社内から見た場合は

             ・収入が高い

             ・仕事にやりがいがある

             ・上司がフレンドリー

             ・社内のコミニュケーションがよい

             ・残業が少ない

             ・転勤がない

             ・福利厚生がよい

             ・社内教育が充実している

             ・定年がない

             など

             

            これらは、いい会社の条件であって定義と言えるものではありません。

            上記の中で何を重要視しているかは「人の価値観によって異なる」からです、またその価値観も社会環境や経営状況によって変わってくるからです。

             

            では、いい会社の定義とは何でしょうか......

            私は「不祥事が起きない会社」だと考えています。

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