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社長に「会社は救えない」

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    社長に「会社は救えない」

     

    ドキッとするタイトルで、驚いている方もいると思います。
    しかしこれをご覧になれば、その意味が理解できるはずです。

     

    まず、重大な不正・不祥事を起こした企業の社長(最高経営責任者)を「社会」や「当該従業員」はどのように見ているのでしょうか?

      ※ 重大な不正・不祥事とは組織的に行われていた事案を指します。

    それは、少し視線を変えて見るとわかりやすくなります。

     


    [A] 一つ目の視線は「株価の変動」です。
    重大な不正・不祥事は株価に影響を与えます。これは投資家による影響が大きくIR
    (Investor Relations)の作用によるものです。(株価の下落です)
    株価はその会社の経営実情を表わしており、投資家はその状況に敏感に反応します。

     

    株価が下落すると言うことは、投資家は投資する価値が低いと判断したためで、経営陣に対する評価です。

    その株価が下落し続けると言うことは、その会社の期待が低くなった証です。

     


    [B] 二つ目の視線はマスメディアの「報道」です。
      ※ 報道記者の目は社会の目。報道記者は社会の代弁者です。
    重大な不正・不祥事が起これば、メディアは必ず社長の責任問題を追及します。
     ・なぜ不正・不祥事が起こったのか?
     ・いつ不正・不祥事を把握したのか?
     ・なぜ防ぐことが出来なかったのか?
     ・これから何をどうするのか?
    これらは社長の責任を追及するための定番の質問ですが、このような質問に対し、当事者である社長が適切に答えられることはまずありません。

     

    なぜなら、これらは適切な管理が出来ていないために起こった問題だからです。

    言い換えれば、適切な管理が行えていれば起こっていないからです。

    (信頼の低下です)

     

     

    三つ目は更に重要な問題です......

     


    バイトテロが「起こる店」と「起こらない店」の違いは

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      アルバイト店員が不適切動画をSNS(インスタグラムのストーリー、YouTube、Twitterなど)に投稿し、その動画がネット上で拡散され炎上したことでマスメディアでも数多く報道されました。

      いわゆる「バカッター・バイトによる不適切動画テロ」が再び起こり社会問題となっています。

       

      今回問題となった不適切動画は、2018年〜2019年2月に起こったものですが、同様の不適切動画は2013年にも多発し社会問題化した経緯があります。
      2018年〜2019年2月:スシロー、セブン-イレブン、ビックエコー、すき家、くら寿司、ドミノピザ、バーミヤン、ファミリーマート、大戸屋など...

      2013年:ローソン、ピザハット、ブリンコビリー、そば店、餃子の王将、成田空港の土産物店など...

      (これらの不適切動画は今でもネット上に残り、見ることが出来ます。)

       

      被害の当事者となった経営者はこの問題に対し頭を抱えていますが、果たしてバカッター・バイトにだけに問題があるのだろうか...

      そして再発防止には、何が必要となるのか...

      その答えは、少し視点を変えれば見えてきます。

       

       

      ◆不適切動画はアルバイト店員の問題?

      この問題は、動画をSNSに投稿しなければ社会問題にまで発展することはなかったはずです。

      そして、動画投稿の多くは学生(大学生・高校生)のアルバイト店員が行っています。

      この点を捉えれば、安易にSNSに投稿したアルバイト店員の問題だと言えます。

       

      不適切動画の投稿は、なぜ学生のアルバイト店員が多い

      メディアは、「倫理に反するようなバカな行為は、仲間に ”うける” し ”いいね” もたくさん得られ承認欲求が満たされる。( ”今の若者は特に承認を求める傾向が強い” と報じています。)

      だからカメラを向けられると、つい ”うけ狙いの行動” を行ってしまう」と分析し、安易な行動は「理性」と「想像力」の欠如だとメディアは伝えています。(この点は私も同感です)

       

      しかし、”「理性」と「想像力」の欠如” がその要因であるとするならば、アルバイト店員による不適切動画の投稿はもっと多く起こっているはずです。

      また、同年代の正規従業員や非正規従業員(契約社員、派遣社員)でも起こるはずですが、見当たりません。

      と、言うことは、不適切動画の投稿に至る「要因」はまだ他にあると言えます。

      この要因を見つけなければ再発を防ぐことは出来ないでしょう。

       

      その要因を探るための注視すべき点は......


      売れ行き好調な商品が、なぜ販売休止になる

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        リスクマネジメントの専門家がお伝えします。

        今月になって ”ポテトチップスを販売する大手メーカー” が原料であるジャガイモを十分に確保できなくなったことを理由に相次いで販売の休止を宣言し話題になりました。

         昨年から予測できたのになぜこのタイミングなんだろう......

         

        メーカーとして、売れ筋の「商品が十分に確保できない」ことによる販売休止の宣言です。

        このような ”突然の販売休止宣言” これまでにも数多くあり近年増加傾向です。

         

        少し過去にさかのぼれば、

         ・辛そうで辛くない少し辛いラー油

         ・ハーゲンダッツミニカップ 華もち

         ・ガリガリ君リッチ コーンポタージュ

         ・雪見だいふく みたらし

         ・南アルプスの天然水&ヨーグリーナ

         ・炭酸飲料「レモンジーナ」

        ここにあげたのは、私の記憶にあるものですが ( あれ...  食べ物ばかり... )、

        これらは売れすぎて販売休止になった商品です。

        他にもたくさんあるはずです。

         

         

        ではみなさん、なぜ ”売れすぎて販売休止” になるのでしょうか?

        ・売れているなら、どんどん製造して販売すれば儲かるはず... なぜ販売休止。

        ・作れるだけ作り販売すればいいのでは... なぜしないの。

        ・少しでも販売すれば、希少な商品を手にした消費者は満足するはず。

        ・一時休止し再販売しても売れるとは限らないのでは。

        いろんなことが考えられますよね。

        しかしこれらは消費者側から見える視点です。

         

        では製造メーカーは、何のために販売休止にするのでしょうか。


        ANA(全日空)... 5ヶ月間も公表せず! 安全より利益の優先か...

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          レピュテーションマネジメントの専門家がお伝えします。

          ANA(全日空)はボーイング787に使われているエンジン部品の欠陥を、今年3月に把握し闇改修を行っていた。

          *闇改修とは、社会に公表することなく、こっそり瑕疵(欠陥)箇所の改善(修理)を行う行為です。

           

          【状況】

          全日空は8月25日、同社の主力機であるボーイング787に使われている英国ロールスロイスのエンジン部品に欠陥が見つかったことを公表し、当該エンジン部品の交換改修を順次行うことを伝えました。

           

          これに伴い、8月26日より8月末まで少なくとも1日10便程度が欠航します。

           (9月からは改修に伴う欠航は起こっていません)

          欠航による損失額は26日だけで約5000万円で欠航が長引けば業績にも大きな影響を与えることになります。

           (ちなみに、JALのボーイング787は米国ゼネラルエレクトリック製エンジンで関係はりません)

          ※ 全日空のボーイング787は航空業界で現在最も多い50機(国際線37機、国内線13機)を保有。

           

          【故障の経緯】

          全日空によると、エンジンの欠陥部分は高速で回転するダービンのブレード(羽根)が大気中の汚染物質に含まれる成分により腐食し破断する故障が、今年2月にマレーシアで、3月にベトナムで起きた。この原因はブレードの加工不良(腐食を防ぐコーティングが不十分)で疲労亀裂が生じたと伝えている。

           ※ 時間と使用環境で起こる傾向的な故障だと言うことです。

           

          これを受けて全日空はロールスロイス社の「劣化の程度は低くい」との見解に従い、飛行距離が長い国際線に使用している787の改修を進めていたが、8月20日に羽田発 宮崎行きで同じ故障が起きたため国内線でも改修を行うことにした。

           ※ 飛行時間が短いことと、大気中の汚染物質が少ない国内では起こらないと考えていたが...

           

          この経緯に対し全日空は「運航に影響が出るまで公表する考えはなかった。非常に多くのお客様にご迷惑をおかけし申し訳ない」とコメントを出しています。

           

           

          このコメントの裏側を読めば、「運航の安全性には問題はない、仮に飛行中に一つのエンジンが故障しても、もう一つのエンジンで安全な飛行は可能である、だから運航に影響が出ないこと(会社の利益)を優先した」このようにも受けとれます。

           

          皆さまは ”この全日空の対応” をどのように考えますか......


          不祥事の再発で「三菱自動車」が失ったもの

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            レピュテーションマネジメントの専門家がお伝えします。
            前回記事の 『「三菱自動車」再び ”終わりの始まり” が転がりだした』 の冒頭にありました、
            三菱自動車が失った経営に欠かせない大事な資産についてお伝えします。

            企業の資産図右の図【5つの資産】は、事業経営に無くてはならない資産です。
            ※右図は私がセミナーでよく使用します資料の一部です。
              資金
              顧客
              人材
              パートナー
              レピュテーション

            この5つの資産のうち最も重要な資産は何だかお分かりになりますか。
             前回の記事を見られた方は直ぐに答えられますネ


            それは「信用/信頼 = レピュテーション」です。
              図のピンク部が無くなればどうなりますか..........
             *レピュテーションを直訳すれば評価や評判ですが、私はあえて ”信用/信頼” を表す言葉として使用しています。

            このレピュテーションは ”姿や形の無い” 見ることが出来ない 「無形の資産」 です。
            それがゆえにお金で買うことの出来ない貴重なものなのです。
             (レピュテーション = priceless:プライスレスです)

            今の大企業や有名企業も創業当時からレピュテーションが高かったわけではありません。
            創業者はコツコツと顧客やステークホルダーとの ”信用/信頼” 関係を築き上げました。
            (創業者は苦難の中から信用/信頼がなければ商品が売れないことを身をもって体験しているのです)
            その教えを先代から引き継いだ経営者は、更に ”信用/信頼” を高めたから今があるのです。

             企業の信用/信頼は適切な経営の積み重ねでしか生まれません。

            企業には、創業期・成長期・安定期・衰退期のサイクルが必ずありますが、その中でも 「安定期」 に経営を任された ”最高経営責任者/社長” が不祥事の対応に失敗する最大の要因が 「レピュテーションに対する意識の希薄」 です。
               *レピュテーションに対する意識の希薄 = 消費者目線の欠如
              消費者目線とは「消費者がどのように思い、どのような行動をするか」と言うことです。


            それがゆえに、不祥事対応の判断は会社人として組織擁護の目線が強く消費者目線での判断が出来ていません。
            組織のトップである立場であれば、現状の組織を守りたいと思うのは当然ですが、その思いが逆に会社を危うくさせているのです。
            なぜなら、「不祥事はその組織が生み出した産物」 だと言うことです。

            厳しい見方をすれば、不祥事を起こした組織は解体しなければならない、でなければ再び不祥事を生み出すことになる。
            これは今回の三菱自動車だけの問題ではありません......
             
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